教材で教育革命! edupresso

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更新日 2017-01-19 | 作成日 2017-01-19

新聞の教材化

■新聞は、身近な教材源です。記事そのものが教材になる場合と、教材となる第1次情報を与えてくれる場合があります。缶ジュース1本分の価格で教材になりますので、使わない手はありません!!

原則1:静止画像として


奥を読み取る!


■写真の奥を読み取る作業をさせることが重要です。たとえば、茶摘みのシーンがあったとしましょう。ただ見れば、農家の方が茶摘みをしているで終わってしまいます。しかし、ここを詳細に見ていくことで、茶業の裏側、奥が見えてくるわけです。
・茶摘みをしている方がお年寄りなら、「3ちゃん農業が進行している」「高齢化が進んでいる」「若者が村を出て行っている」等々のことが見えてきます。
・茶摘みを手でしているのか、機械でやっているのかの確認。
・奥に写っている扇風機があれば、霜取り機械であること、つまり茶は霜を嫌う等々のことがわかります。

■たとえば、苺を収穫しているシーンがあったとしましょう。ここでも、立って作業されているのか、腰をかがめて作業をされているのかで、苺の育成作業が見えてきます。



原則2:文章として


マインドマップで!


■5W1Hとして読み取っていくことも重要ですね。
いつ、だれが、どこで、何を、どのように、なぜ、等々を確認する作業が重要です。さらに、「数値」も重要です。

■そんな際、出力方法として、「マインドマップ」が有効です。子どもたちにはその方法論を教えますが、教師サイドとしては、マインドマップを描くソフトを導入するといいでしょう。

原則3:読書として


道徳教材・キャリア教育


■新聞には、さまざまな業種が登場します。広告としてはもちろんのこと、事件・事故・取材・特集等々に、公務員から各種会社まで、ありとあらゆる業種が登場します。それを読むことで、どんな仕事なのかを類推することができますね。これは、キャリア教育となります。

■その一方、道徳教材としても使えますね。小学校高学年でいうと、道徳的価値22項目を新聞記事から読み物教材としての活用が考えられますね。

原則4:学力形成として


メディアリテラシー・PISA型学力として


■数紙を比較することで、一方的な価値形成を防ぐことが可能です。新聞は唯一正しいことを書いていると、意外と信じやすい面を我々は持っています。しかし、どうしても人間が取材するのですから、その人間(記者)の価値観・人生観・世界観に左右されやすいものです。そこで、数紙を読み比べることで、情報が複数となり、それを読み比べながら、自分自身で何が正しいのかを判断するということが重要ですね。

■一方、現在、教育界はPISA型学力がクローズアップされています。そこで、新聞をこの学力形成に生かせないか、という発想です。詳しくは、私のメルマガをご講読ください。

原則5:チラシをこそ


チラシの教材化


■広告は、新聞内にある新聞広告と、新聞にはさまれてくるチラシの2つに分かれます。このチラシ、さっと捨ててしまうところがあるのですが、意外と利用価値が高いのです。たとえば、

■サラ金広告=金利は何%なのか、なぜ女性や動物をモデルとして採用しているのか、新聞はサラ金問題を追跡しながら、広告として掲載する矛盾等々を考えさせられる。

■1面広告=一体、いくらかかるのか、経済効果はあるのか、一方で、その紙面全体が環境問題等々として利用価値が高いこと。

■デパートの広告=各地の物産が読み取れたり、シャワー効果、噴水効果を学ぶにはもってこい!

■不動産広告=家庭科で部屋の設計に使えたり、航空写真と地図で位置確認ができたりします。
 等々です。捨てるにはあまりにもったいないです。

教師のエスプレッソタイム


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