教材で教育革命! edupresso

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更新日 2017-01-19 | 作成日 2017-01-19

教材開発方法

■私の師匠たる故、有田和正氏は、こう言われます。「材料7分に腕3分」と。私はこの言葉に救われました。以来、この言葉を信じて、授業を続けてきました。そのことについて、方法論を紹介します。

7つ道具


(1)開発のための7つ道具
■拙著『授業活性化のすぐ使えるモノ図鑑』には、7つ道具として、次のモノを紹介しておきました。インターネット以前ですね。
・カセットテープ ・テレホンジャック ・カメラ ・袋 ・名刺 ・筆記用具 ・各種情報網ファイル
 時代も代わり、今なら次のモノを使用しています。

<1>スマホ
 スマホは便利ですよね。何でもできます。興味のある方は、次の雑誌をご覧ください。
「社会科教育」誌(明治図書)2015年4月号 拙稿「消失した7つ道具」

<2>デジタルスチルカメラ
 デジカメのよさは、自分の家でプリントできることでしょうか。フィルムではこうはいきませんからね。スマホでも写せる時代ですが、どうしてもデジカメに頼らざるを得ません。

<3>ICレコーダー
<1>のものでも十分だったのですが、次の点で優れています。
・音の対象をズームマイクで絞ることができること。
・録音した音声をテキスト文書に変換できること。
・翻訳機能があること。
 この機械を使うことで、文書起こしが超簡単になるのではないでしょうか。取材にももってこいですね。
■2011年現在、ソニーのICレコーダーを購入し、併用しているところです。ま、今ではスマホでしょうかね。

<4>インターネット
 これは、開発革命に近いものをもたらしましたね。というのも、現場を見学しても教材研究ができること、お礼がメールででもできること、等々が考えられます。もちろん、本来は地道に現場へ足を運び、自筆のお礼状を書くべきでしょう。しかし、教育現場は超忙しくて、ネットがあるのと、ないのとでは大きな差が生まれてくるでしょう。
 Wi-Fiがポイントを握っております。スマホでのテザリングを利用しているところです。

<5>ビデオカメラ
 このマルチメディアの時代です。静止画ではなくて、やはり「動画」が必要ですよね。そのためには、このビデオカメラがないとどうにもなりませんね。また、長すぎても飽きがきますよね。ちょうどいい長さへの編集が腕の見せ所ですよね。

<6>スキャナー
 これは便利ですよね。子どもたちの作品をデジタルとして残せますので、保管場所をとらないという問題もありますが、もう1つは、平面的なモノなら何でもスキャナーできるということです。ここにこんな本があります。
『葉で見わける樹木』(林将之著 小学館)は、葉をスキャナーでとり、それを図鑑に仕上げたというものです。このアイデアが素晴らしいですね。
 今では、何枚もの紙を瞬時にスキャンできる機種もあり、私も数年前に購入して、新聞記事をスキャンして、外付けHDDに保存しているところです。

<7>簡易コピー機
 自宅に1台、この簡易コピー機があると、重宝しますよ。コンビニまで走らなくてすむし、学校のある日まで待たなくてすみます。ま、今では印刷機にその機能がありますので、不要でしょうがね。

タウンウオッチング


■論より証拠ではありませんが、次の写真を見て下さい。川を挟んで、町は大きく様変わりします
家が道路と同じ高さ家が道路よりも高い
■同じ中学校校区なのに、家のつくりがこうも違います。ここが大きなちがいです。違いはどこかというと、家を道路と同じ面でつくってあるか、道路より高くつくってあるかですね。この校区は、川で仕切られています。写真左側は山のふもとにあるので、雨がふると一気に水があふれるわけです。それで、土地を高くして家を建てないと簡単に浸水(床下・床上しん水)するわけです。写真右側は、川を挟んでいるため、山からの水が来ず、道路に面して建てられていることがわかります。


■つまり、家の作りを見ることで、どんな災害があるのかを、ある程度、見抜くことができるというわけです。その一方で、町の様子を見るときは、「鳥の目」と「アリの目」が必要です。「鳥の目」で全体を見回し、「アリの目」で細かいことを見ていくわけです。高台を見つけ、そこから町を見て、そして町中を歩くわけです。

新聞活用論


■ここは、「新聞の教材化」をクリックして下さい。詳しくNIE(Newpaper In Education)として説明していますので、そちらをご覧下さい。

新聞の教材化

取材の方法


■取材の方法については、拙著をご覧下さい。基本的なことに変更はありませんので。前著は絶版となっています。

メールはここへ

雑誌・書籍利用方法


■週刊誌のグラビアが使えます。いつも、例に出すものがあります。数十年前の週刊誌で、福井県の原発のある町の子どもたちが手にもっているのがクローズアップされていました。無邪気にもランドセルから取り出したその手に持たれているモノは、何と「ヨウ素剤」でした。つまり、原発の万が一の事故を想定して、各児童にヨウ素剤を配給してあるのです。
 これを見た時、教材に使わない手はないなと考えたことでした。これは1つの例ですが、このように、週刊誌は我々が取材できないことを取材してくれます。1冊350円くらいの雑誌ですが、この福井まで行って取材をするというわけにはいきませんので、とても重宝したことでした。しかも、行くも行かないも、そのような情報さえ持っていないわけですから。
■最近では、市販の社会科ワークテストの裏にアオダモという木の紹介がありました。これは、プロ野球のバットとして使われているのですが、環境問題の1つとして紹介してありました。実は、その前に、このアオダモに目をつけた方は、何と新聞記事からだったという情報を次の本から入手していたのでした。『お金持ちになる新聞の読み方』(中川淳一郎著 アーティストハウスパブリッシャーズ)という本にネタが紹介してあったので、すぐピーンときたことでした。そして、またまた週刊ポスト(2006年3月31日号)から、このアオダモについて、連載が始まりました。偶然というのはすごいとつくづく思ったことでした。
■つまり、いいたいことは、雑誌や書籍を1次情報として、次から次へと情報網を広くして、教材開発・教材研究をしていくべきだということです。
■もう1つ言っておきたいのは、小学館から出されている月刊誌『Be-pal』です。これは、生活科のネタとして即戦力となります。

ネット活用


■ここでは、アンチネット利用、つまりネット利用を戒めるという意味で書いてみます。
■産経新聞の2006年3月12日のコラムは、とても参考になります。松本清張氏の小説を引き合いに、現在の刑事は「足」を使わなくなったのではないか、氏の小説では、手がかりを求め、東へ西へと全国を夜汽車で駆けめぐる、えない場合は手紙を書いて依頼してくるというわけです。ところが、現在はメールで済ませ、犯罪資料のコンピュータ化で大きな問題をかもし出しているというのです。
■この提言?は、教育・教師にもあてはまるような気がします。インターネットに頼りすぎ、地元に足を運ばない教師たち、私もこれにあてはまります。もう一度、原点に返らなければならないようです。肝に銘じて、「初心に返る」「原点に返る」ということが大切なように思えたことでした。

アプリケーションソフト


■いろいろなソフトが私の教材開発を支えてくれています。秘書となっております。例えば(2000年~2010年頃)
・アドビ 「CS3」  ・クレオ 「パーソナル編集長」  
・アイフォー 「フラッシュメーカー3」  ・マイクロソフト 「ワンノート」 
・デジタルステージ  「フォトシネマ」 「アイディー」 「バインド」
・チャールヘッソー 「マインドマッパー」  マインドジェット「マインドマネジャー」 ブザン公式ソフト「アイマインドマップ」
・リアル 「リアルプロデユーサー」  他

教師のエスプレッソタイム


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