10.感想

◆まずは、3つの目標、つまり
@ 欧米以外の発展途上国に行くこと。
A 青年海外協力隊などの現地視察研修をしてくる。
B 国際理解教育などにおける現地教材開発をしてくる。

は、何とかクリアすることができた。特に、@に関しては、アクラの空港の降り立った時のこと
を考えると、「黒人」に対する違和感というものを持っていたと思うが、それが払拭されたこと
これは 大きい。特に、歓迎をされる村人たちのあたたかさや子どもたちの素直な目、本当の
「生きる力」を持った人々、いろいろな意味で再認識ができ、親しみを感じることができた10
日間だった。

◆Aに関しては、確かに隊員や専門家等々の方々の職場や勤務内容は少しはわかったが、
その仕事を生で見ることができなかったのが残念であった。
つまり、会合(挨拶等々)に始まり
職場紹介や案内で終わることが多く、実際に現地の人にどのようなことを行っているのかを
生で見ることができなかったのが残念であった。これは、働く様子をビデオで撮ることもできな
いことを意味しており、その意味では教材化にあたっても難しくなってくる。

◆Bでは、まだはっきりした授業プランは考えてはいないのだが、素材は揃っているので、今
後、授業プランやゲームの開発ができればと考えている。
今は1年生担任なので、4年〜6年
の情報クラブにて授業を行っていった。新教育課程により、時数削減となっており、7時間程
しか扱えなかった。よって、消化不良ぎみだが、実際に行って、この目でみてきた異国の学習
は、子どもたちに訴えるものがあったことだと考える。子どもたちが目を丸くして聞いていたこ
とから、そのように感じた次第だ。しかし、所詮、担任外のことになるし、正規の授業でもない
ので、深く学習できなかったことが悔やまれて仕方ない。6年生の先生が、本クラスを使って
いいよと声をかけて頂いたが、4クラスある本校では、そうもいかず、残念であった。もし、
次年度以降、可能な学年の場合は、 再度実践していきたいと考えている。

英語がネックになって、積極的に現地の人に話しかける自信がなかったので、次回こんな
チャンスがある場合は、もう少し積極的に活動していけたらと思った。英単語、構文、ヒアリング
こんなところから始めていきたい。仲間が持っていた電子辞書はいいなとつくづく感じた次第
であった。

◆JICAへの要望としては、
@ 理数科プロジェクトは、我々小学校教員が行くよりか、中学・高校の教員がベストだと考える
 ので、募集に関してはもう少し、小学校ならば理科専科とか、算数TTとかに絞ってやった方が
 いいのでは、と思った。
A 隊員の生の活動を見せてほしかった。
B 連絡はもっと早めに、そして二転三転するような企画では対応(準備)が難しくなるので(現
 地での交流等々)、決定したことを連絡して頂けたらと思った。
C 研修時間が「セブンイレブン」(午前7時から午後11時まで)に近い日々だったので、もう
 少しゆとりがあったら、その日の研修をまとめる時間もとれ、翌日に生かせたのではないだ
 ろうか。
というような意見を持った。

◆しかし、いずれにせよ、渡航費だけでも往復60万円かかるような研修に、日頃行けないよう
なアフリカの大地へ、現地での計画準備や接待?に、東京での開発教育の研修に、と本当に
手取り足取り準備して頂き(文句なんて言っておれない身分なのだが)、本当に感謝に耐えな
い。ありがとうございました。

◆それともう1つ、JICAからの引率の半澤さん、そして他県の6人の先生方と2週間を共に生
活することができたのも、今回の研修の大きな財産にもなったような気がする。

◆今回のガーナ研修を、これからの自分自身の人生観に、今後の教育に、生かしていけたら
と考えている。