3.事前研修

JICAによる事前研修

◆2002年7月5日(金)の13:30よりKIC(九州国際センター)にて、「平成14年度小学校・中
学・高校 海外研修九州地区研修」会が開催された。北九州市八幡にあるジャイカの九州支部で
ある。ここに、 今回お世話になる教師が集まった。

◆プログラムは以下の通りである。

@開会・自己紹介  A講話「日本の国際協力とじJICA事業」  
B
JICA職員・協力隊OBによる訪問国紹介(私はガーナグループ)
C体験報告及び質疑応答「平成13年中学・高校教師海外研修に参加して」

◆@自己紹介は、開発教育の手法?によるものだった。付箋紙に5項目の自分の情報を記入
し、前の 黒板にはって、各自が1分以内に自己紹介するものだった。ちなみに、私は早口でこう
述べた。

「こんにちは、熊本市立出水南小学校の村上浩一という者です。今、興味・関心があるのは、
ガーナで す。今から3年前、「ガーナチョコレートからガーナが見える」という授業をして、ガー
ナ人をゲストティー チャーとしてお招きしたかったのですが、一歩違いで帰国されたということ
で、実現しませんでした。今回、 ガーナ研修が可能であることを知り、応募してみたらトントン
拍子に進み、こうして参加することができ、 たいへんうれしく思っている次第です。期待する
ことは、「生の体験」です。どうぞよろしくお願い致します。」

◆Aでは、ODAに始まり、JICAの話が山口所長よりなされた。用語として、以下の関連がわか
った。 ( ODA  >  JICA   > 青年海外協力隊 ) =ではないということであった。JICAの事業
方針として、次の 3点が強調された。
●地球的規模の課題への対応  ●国別・課題別アプローチの強化 
●国民参加型協力の推進

 特に、地域提案型の国際協力の話が心に残った。例えば、水俣病のこと、一村一品運動等
である。

◆Bでは、理数科教師として派遣されたことのあるという川原氏がガーナという国について紹介
をされた。 この手法も開発教育によるものだと思った。付箋紙にガーナについての知識をアトラ
ンダムに 書き出し ていくものであった。一緒に行くことになっていた福岡の上野氏の付箋紙を
合わせ、分類し、 その中から 1つずつ詳しく教えて頂いた。このことで、少しは不安が薄らいで
いった。さまざまなことを教え て頂いた。 特に、ガーナの地図・写真・モノを具体的に提示して頂
き、たいへんわかりやすかった。
 ここでは、ガーナに関するすばらしいホームページも教えて頂いた。上野氏もホームページを
開いてお られた。
http://ghana.jocv.net/

◆Cでは、地元の経験教師が昨年の研修報告をされた。ビデオでの報告は臨場感があって、
たいへん イメージがつかめた。さらに、事前にどのような授業をし、また事後にどのような授業
をしたかの報告ま であり、たいへん参考になった。中学校での実践であり、今回、私は小学校
であるので、その辺のこと をさらに自分なりに深めていきたいと思った。ホンジュラスでの体験
報告であった。授業は、よく地理学習 で採用する「行った気にさせての学習」であった。しかし、
社会科の地誌学習というよりか、当然だが 国際理解になっていた。 また、「1枚の写真から」と
いうフォトランゲージという手法も採用されていた。 4枚ほど写真を提示し、 その中から1枚を
選ばせ、旅行空想させていくというものであった。私なら、もっ と話題を絞って、討議さ せたい
なーと思ったことだった。市場の写真では、「何の肉でしょうか?」という 具合に。中学生ならい
ろ いろな知識をもっているだろうから、面白いのではないかと考える。もちろん、 されているの
だろうが、何せ、時間がなく、もっと聞きたいと思った程だった。

⑵自己事前研修

◆何しろ、英語の勉強になったというのが本音である。向こうに行ってから予定されているもの
(自己 紹介からコメント等々まで)を事前に英訳していったからである。ここでは、英訳したもの
の1部を紹介 してみたい。

◆自己紹介

Hello, I'm koichi murakami, and a teacher, a primary school in the first-year class. I like
developing educational materials. I am very happy to meet you and to stand this. Thank
you very much for listening to me.

◆日本の学校事情紹介(私の場合)

I'm talking about three points of my teaching now.

At first, What is this? I asked my students "What is this?". This is a pen. It is easy for a
physically handicapped person to write with this pen.This is a spoon. It is difficult for
them to eat the foods. But it is easy for them to eat the foods withthis. Those are
 Universal Design (UD). I taught welfare to my students. Because we will be a physically handicapped person in the future.

The second. This is the Ghana chocolate. I asked my students, "Look at this and write
 about what you think". It is easy for my students to know Ghana with the chocolate.
 Because there is a pictureof the cacao and explanation of Ghana. I wanted to make
my students find out Ghana.

The last. This is a newspaper. Look at this photograph. Where did I teach my students? 
 I taught in the train (tram). There were many problems in Japan. For example,
environment issues, trafficjams, and welfares. We thought the tram is a key of many
problems.

By the way, It is easy for my students to use the newspaper and to study science,
social study, and the others. For example, an acid rain, a weather chart, and etc.

Thank you.

◆理数科コメント

I use the newspaper as educational materials. It is near ourselves and cheep. There are
many information and educational materials. For example, a weather chart. I asked my students,  "Please expect tomorrow weather." 

For example, an acid rain. I copy large the photograph of the newspaper. I asked my
students, "Look at this and write about what you think".

I live in kumamoto city. All teachers use the mathematics sets. There is a watch, flash
card, scale, etc. in the first-year class.

In the six-year class, I make the materials of the mathematics. It is this booklet. It
 includes all contents from first-year class to six-year class.

I make six-year students review these contents.


◆その他、ガーナの学習(ホームページやエンカルタなどを通して)、土産物の準備(お世話
になる現地 日本人やガーナ人のための)、教材・教具の用意等々と忙しい1週間だった。教
材・教具としては、 算数セット、星座早見版、NIEガイドブック、子どもたちの絵画や作文である。
土産としては、妻に世話 してもらったものだが、マスコット人形や折り紙、グリーティングカード、
ポプリ等々である。すべて手作り である。それとお菓子を少々である。