1 はじめに


(ガーナの海岸で)

◆私とガーナの関係?は、今から3年前にさかのぼる。KIEP(熊本国際理解教育を進める会)
における公開研究授業からだった。熊本市立城西小学校3年3組での総合学習の取り組みで
ある。

◆当時のテーマは、身近なモノから国際理解教育を進めていきたい、というものであった。つ
まり、難しく 考えず、普段の生活で、身近なモノで、国際理解教育は推進していけるのだという
ことを訴えたくて、実践
したものであった。

◆当時はまだはっきりとした総合学習のコマが確保されている時期ではなく、教科からの発展
として、創意 の時間を使って行ったものである。その時は、社会科のスーパー学習からのアク
セスであった。
つまり、 スーパーの学習をしながら、スーパーにおいてある外国の品について
興味を示してもらいたいというのが そもそもの始まりであった。日頃から、子どもたちは外国の
品に触れているのである。特に果物や乳製品 などはそうである。

◆そして、一見外国の品とはわからない(つまり原料が)チョコレートからガーナという国に迫
ってみたい、
というのがその時の授業の中心である。使うチョコレートは、当然ロッテの「ガー
ナチョコレート」である。 カカオという原料がガーナという国からの輸入であることを探らせ、ガ
ーナという国に関して、興味をもたせ 調べ学習を挙行するという一連の授業であった。詳しく
は、以下の私のホームページをご覧頂きたい。

◆調べ学習の内容としては、カカオとは、チョコレートの秘密、ガーナってどんな国、等々で、
発展として、 道徳の学習で「野口英世」を扱った。ガーナは意外と遠くて近い国なのである。
この一連の授業で、ぜひ 教室にゲストティーチャーとして、ガーナの方をお呼びしたいと、関
係各機関に問い合わせたのだが、 ある農業団体関連で1週間前に帰国されたというのが唯
一のおしい情報であった。

◆その後、この授業概要は、有田和正氏の講演会(KIEP主催)で報告したり、KIEPの会報
に載せたりし た関係で 実践をお知りになった方が、ガーナの紙幣にはカカオの絵が書かれ
ていること
、ジャイカの研修 でガーナ に行ってきたことという話をされ、その研修報告まで頂
いた。ますますガーナに興味が沸いてき たことだ った。

◆今回、KIEPのMLでジャイカ関連の方が2002年度より小学校でもジャイカの研修募集が
始まったとい うこ とを流された。つまり、新教育課程の実施に伴い、小学校でも国際理解教
育が堂々と登場してきたと いう ことである。そこで、早速応募をしてみたら、トントン拍子にガ
ーナ行きが決定してしまったという経緯 であ る。

◆というわけで、今回、このような研修報告を私家版として出してみた次第である。